イトーキの「eSキャビネット」と「シンラインキャビネット」の違い

2023年08月04日
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みなさんこんにちは!入社2年目のTです。

8月になりましたね! 月日が経つのは早いものですね。

私はと言えば、先日ようやく浴衣を着ることができました!いつもピンクばかりの私が 珍しく水色の浴衣を着たのですが、着付けをするのが大変で、、(笑) 学生の頃着付けを習ったことがあったので自分で出来るだろうと思い、着付けを頼まなかったのですが、意外と難しいものですね。結果的に仲のいい友達にYouTubeで調べてもらって何とか着ることができました。

いざと言う時のために練習しておかないとなと感じた日でした。

まだまだ暑い日が続きますが、乗り切っていきましょう!

さて皆様、イトーキの主流のキャビネットである、eSキャビネットとシンラインキャビネットの違いってご存知ですか?

営業活動をしている中でお客様から質問をされる機会が多く、疑問にも思っている人も多いと感じたので、今回ブログに採用させていただきました。

まずはそれぞれの特徴から書かせていただきます。

eSキャビネットの特徴

フラットな見た目と使い心地にこだわったデザインが特徴的です。

複数台連結して並べた際にも、本体や扉の隙間が統一されており、壁面のような美しい仕上がりになります。

また、安全機構搭載(ダブルラッチ、セーフティロック)やスマートロック(パスコード&ICカード対応)搭載を選択出来るため、安全性に優れています。

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引手は手の大きな方や、爪の長い方でも、にぎりやすい設計となっております。

しっかりとつかめて、扉や引出しの開閉が簡単にできます。

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カラー展開3色

より明るく冴えるホワイト(WT)、オフィス空間になじむホワイト(W9)、

上質な空間を演出するサテンブラック(T1)の3色からお選びいただけます。

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スライドタイプと組み合わせて収納効率を高める

収納効率を高めるスライドタイプと組み合わせて使用できます。

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スマートロック ※選択可能

セキュリティレベルや運用方法に応じてモードを選べる、スマートロック。オートロック機構のため、扉を閉めると自動施錠されます。

単三アルカリ乾電池4本で作動(およそ4000回の扉開閉が可能)するため、配線工事不要で、レイアウト変更も容易に出来ます。非常解錠キーをオプションでご用意いたします。

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セーフティロック機構(引出し型)

引き出しが2段以上同時に引き出せない、二重引出し防止機構により、地震などの振動による同時飛び出しを防止し、重心が前に移動することによる転倒を低減します。

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ダブルラッチ構造(引出し型)

引出し型は左右にラッチの付いたダブルラッチ構造を採用しています。本体がねじれて、片側のラッチが外れても、もう一方のラッチがかかり、引出しの飛び出しを低減します。

シンラインキャビネットの特徴

多種多様なサイズや収納タイプを組み合わせて多目的に展開できます

シンラインキャビネットの基本モデュールは高さ346mm、幅450mmの倍数で構成されていますので、サイズや収納タイプが異なるキャビネットを自在に組み合わせても高さや幅がすっきりと揃います。目的、用途に合わせて上下または前後逆に組み合わせるなど、多彩な展開が可能です。

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軽くてスムーズに開閉する引出し

ベアリング入りのローラーの採用で、引出しの開閉が軽くなり、使用時の開閉音をやわらげます。

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引出しや扉の不慮の飛び出しを防止するラッチ機構

開き扉型・引出し型・引戸型・扉型引出し式(引出し部)は、ラッチ機構付です。地震などの振動による扉や引出しの飛び出しの危険性を低減します。

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耐火金庫組込型

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電源の確保に便利なコンセント付ベース

建物の壁面コンセントの前にキャビネットを設置する場合に便利です。コンセントは左または右側面に付け替えることができます。

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フリーアクセスフロア用ベース

フリーアクセスフロア自体には床固定は出来ませんが、H132のフリーアクセスフロア用ベースを使えば、コンクリート床面にベースを固定することができます。

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配線がすっきり収まる背面配線ユニット

A配線ダクト フタ付、B配線バックパネル、C配線サイドパネル(2枚セット)、配線を収めるための後付けのオプションです。中間収納としてお使いの場合も、バックパネルで背面をすっきり収めることができます。

エスキャビネットとシンラインキャビネットを横に並べるとどのような見た目の変化があるでしょうか?

色のバリエーションやラッチの形状はもちろん違いますが、なによりどちらも寸法の組み合わせが同じなので、違和感なく使用出来ます。

その辺りは、1980年代に出来たシンラインキャビネットですが、その当時から寸法割りが良かったのか、2020年代になっても全く変わらずに製作されています。

ただ、この2枚を見ていただくと分かるように、実は大きな違いは、取っ手の位置にあります。

シンラインキャビネットは、上段下段兼用のものが多いですが、eSキャビネットは、ほぼ全てが上段と下段のキャビネットを別で製作しています。

なので、取っ手の位置は、eSキャビネットの場合、下段のキャビネットは取っ手が上側に、上段のキャビネットは取っ手が下側に付いています。

上の写真を見ていただければ一目瞭然ですが、そこがeSキャビネットに変わることで、シンラインキャビネットより使い勝手がいいなと個人的に感じています。

eSキャビネット 機能・特長 FEATURE | ITOKI Product Catalog

シンラインキャビネット 機能・特長 FEATURE | ITOKI Product Catalog

今の時代、書類が電子化されているものも多いと思いますが、まだまだ現物管理が必要な書類もあります。

その際に、今回の内容を参考にしていただき、ご検討いただけると幸いです。

キャビネットをご検討の際は、是非、お声がけください。

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