こんにちは。営業のSです。
今年も始まって早くも1か月が経過しました。時間が過ぎるのって本当に早いですね。
世間では受験シーズンとなり大学や進学受験のニュースを見聞きします。
そんな中、私は受験生のみなさんより一足先に資格試験の合格発表があり、1級建築施工管理技士検定に合格をすることができました。
建築施工管理技術検定は、建築工事に従事する施工管理技術者の技術の向上を図ることを目的とした、建設業法に基づく検定制度です。この検定は、第1次検定と第2次検定に分かれて実施されます。7月の第一次検定に合格すると1級施工管理技士補、10月の第2次検定に合格すると1級施工管理技士の国家資格を取得することができます。
建築施工管理技士の業務内容としては建築工事の施工工程(施工管理、工程管理、品質管理、安全管理)のすべてを管理する仕事です。普段我々が行なっている業務内容に当てはまる部分が大いにあります。
また工事の規模が大きくなると現場に監理技術者の配置が必要になります。1級の資格を取ると監理技術者になることができ大規模物件も管理できるようになります。
もう一点メリットは、弊社も受けている経営事項審査の技術力評価に点数が加算されます。この点数は官公庁が発注する工事案件に対して評価基準を上げることができます。
令和6年度から19歳以上から第1次検定を受験することができるようになり、若者や女性の受験者も多く見ました。人口減少も関係していると思いますがこの分野の需要の高さも感じます。そんな時代背景もあり今回は過去最多37,651人の受験者数で、第2次検定の合格者が6,042人という結果でしたので狭き門を突破できて本当によかったです。
試験は独学で挑戦したので勉強時間の確保と継続することがとても苦労しました。
平日通勤時間を使って約1時間、勤務後に2~3時間時間を確保して勉強をしました。
週末は土日でどちらか1日はやると決めて勉強(追い込み期間は両方)という生活を約8か月続けました。協力してもらった家族や会社の方々には感謝しかありません。
今まで勉強というと参考書と過去問を買ってやることが普通でしたが、今回はスマホアプリやYouTubeも活用して学習しました。本当に便利な世の中になったと思います。うまく活用すれば隙間時間を利用できたり、思っていたよりわかりやすい説明動画があったりしました。
今回の資格勉強を通じて新しいことへの挑戦と時間の使い方の大切さを痛感しました。
この資格は建築に関する勉強範囲がとても広く、建築学や施工管理方法はもちろん構造力学、法規についても出題されます。(構造力学はあまり理解できず諦めましたが…)仕事に直接関係ない分野も多くありましたが、幅広く知識をつけることができたのはよかったです。仕事中や生活の中でも普段気にもしていなかったことが目に留まるようになりました。
自分のスキルアップだけでなく、学生時代のように勉強して大学のキャンパスで机に座り試験を受けるといった普段できない雰囲気もたまに経験してみるのはいいのかもしれません。
時間の使い方についてはいつも時間が足りないと仕事をしていますが、自分で作りだせばいくらでも生み出せるものだなと感じました。勉強時間を確保することも大変でしたが気分転換の為、週末の朝7時からサウナに行くことが密かな楽しみになりました。(家庭と勉強で自分の時間を作り出すにはこの時間帯しかありませんでした…)
1級建築施工管理技士試験の話でしたが、日々何ごとも勉強だなということを痛感します。今年は一旦休憩ですがまた機会があれば資格取得にも挑戦してみたいと思います。
弊社には建築施工管理技士のほかに認定ファシリティマネージャー、カラーコーディネーターなど資格を持った社員が在籍しています。
お客様と共に考える空間作りに対して様々な知識や経験を生かしてアドバイスが可能です。
ぜひご気軽にご相談ください。