O型は蚊に刺されやすいって本当?

2025年08月14日
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皆さんこんにちは!入社4年目のTです。
お盆ということで昨日はお墓に行って近くの出店でクレープとりんご飴を買って食べました。夜に行ったので気温はそこまで高くなかったのですが、虫がすごく多くてたくさん蚊に刺されてしまいました。夏になるとムヒを持ち歩くくらいよく蚊に刺されるのですが、同じ空間にいても刺される人とそうでは無い人っていますよね。私は間違いなく刺される側なのですが、夏になるとよく「O型の人って蚊に刺されやすいよね」という話を耳にします。確かに私はO型なのですが、そんなことがほんとにあるのでしょうか?
さらに、なぜ蚊は夏になると急に増えるのか、、
今回のブログでは、その2つについて調べて書いていきたいと思います。

1. 蚊は血液型を匂いで見分ける

蚊は私たちの皮膚から出る匂い成分を感知してターゲットを選ぶようです。さらに、血液型ごとに微妙に違う匂いがあり、蚊はこれを「好み」として選ぶことが分かっているようです。

・O型:83%の蚊が好む
・A型:46%
・B型:50%
・AB型:最も少ない

上記の結果からO型は、蚊にとって嗅ぎ分けやすい匂いを出していることが分かります。まさか血液型でここまで数値に差があるとは思いませんでした、、

2. なぜO型の匂いは好まれるのか?

明確な理由はまだ完全には分かっていませんが、調べてみるといくつかの仮説が出てきました。

・皮膚から出る糖タンパク質の種類や量が蚊の嗅覚にとって魅力的
・進化的適応:蚊が長い歴史の中でO型の匂いをより感知しやすくなった
・発汗や皮脂成分の差による匂いの強さ

3. そもそもなぜ夏に蚊が多いの?

気温と湿度の好条件
・蚊が活発に動けるのは15℃以上で、特に25〜30℃が最適。
・日本の夏は高温多湿で、繁殖にも飛行にも最適な環境です。

水場が増える
・夏はゲリラ豪雨や夕立で水たまりができやすく、植木鉢の受け皿や側溝などにボウフラ(幼虫)が発生しやすい。
・水たまり1つで数百匹の蚊が育つこともあります。

人間の行動パターン
・半袖や短パンなど肌の露出が増える
・汗や呼気の二酸化炭素が増え、蚊がターゲットを見つけやすくなる

4. 血液型だけが原因ではない

刺されやすさは血液型だけではなく、以下の条件が揃うとさらにリスクが高まります。

・体温が高い
・汗をかきやすい
・黒や濃い色の服を着ている
・アルコールを飲んだ直後(体温上昇+呼気の二酸化炭素増加)
・呼吸が深く二酸化炭素排出量が多い

5. O型でも刺されにくくする対策

服装
・黒や紺などの濃い色は避け、白やパステル系を選ぶ・肌の露出を減らす

匂い対策
・汗をこまめに拭き、柑橘系やハーブ系(レモングラス・シトロネラ)の香りを使う
・無香料の日焼け止めや制汗剤を活用

環境対策
・水たまりや植木鉢の受け皿を乾かしてボウフラ(幼虫)を防ぐ
・扇風機やサーキュレーターで風を当てる(蚊は飛行能力が弱い)

虫よけ製品
・ディートやイカリジン配合のスプレーを使用

さいごに

O型が蚊に刺されやすいのは、皮膚成分の違いが理由ということが分かり、ずーっと不思議に思っていたことが解決してスッキリしました。
ただ、夏はそもそも蚊が活動しやすい環境が揃っており、血液型に関係なく刺されやすくなるんですね。
この夏は自分の体質に合わせた対策を取り、快適な季節を過ごしていけるようにしましょう!

 

https://fumakilla.jp/foryourlife/410/

https://allabout.co.jp/gm/gc/444794/