稲毛高校・稲毛国際中等教育学校の高校野球『連合』チーム

2025年07月13日
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千葉市ネタ連発になります。
先日話した通り、高校野球の千葉県予選が始まりました、
2回戦がある程度終了しましたが、Aシード、Bシードは順当に勝ち上がっているものの、Cシードは望洋・志学館・柏南と3校が初戦で姿を消すという波乱になりました。(※初稿で間違いがありました。申し訳ございません)
以前と比べると、この千葉県予選に参加している学校数も減り、一番多かった2005年が181校だったのに対し、今年2025年は147校ととても減っています。
一番高校生が多かった年が1989年で564万人でしたが、それに比べて昨年は290万人程度と、半減しています。
それに伴い昔は単独チーム限定でしたが、2012年から「連合」チームが可能になりました。
それも生徒数の減少が響いているからでしょうね。
2025年は、連合チームが7チームエントリーしています。

そして、このブログでたびたび登場する「稲毛高校」はこの春まで連合チームでの戦いでした。
部員が3人しかいなかったので、致し方ないです。それでも、その間マネージャーも3人いたのがすごいチームです。
マネージャーの奮闘記は、スポニチさんで取材をしてもらったものがYOUTUBEにあるので、リンクを貼っておきます。

この1年間近く経験してきた連合チームは、4校~5校の連合チームで、週末練習試合があるとき等で朝会って一緒に戦うというスタンスのチームでした。
人数が足りなくなる中で、野球が出来るというのは、それはそれで嬉しいものですが。
しかし、試合となるとそんなに甘いものではないです。
秋の大会、初戦、連合チームVS連合チームという戦いになりましたが、0-8でボロ負けしたのを覚えています。
春の大会も、初戦、君津高校相手に0-13と大敗しました。
ようやく下級生が9人入ってきて単独チームを組めることになりました。
そして、1年生中心ながらも単独の歓びを感じながら向かった夏でした。

夏の千葉県大会を報じる千葉日報に、こんなことが書いてありました。
『今年は23年に並ぶ最多の7チームが参加する』
その表の中には『稲毛・稲毛国際中教校』という名称がありました。
あ、われわれ連合なんだな。
同じ校舎で学ぶ仲間なのに、連合ってなかなか不条理だな。
来年まではずっと連合って言われるのかな。
当然、本人たちは朝練も、部活もいつも一緒にやっているので連合の意識もないですし、
もっと言うなら、今の2年生と1年生は附属中学校(中等教育学校)の軟式時代に大部分が一緒に活動していた仲間。
中学時代を一緒に過ごした仲間なので、チームワークも良く、よっぽど、連合ではないと感じています。

試合当日。。。
スコアボードには、対戦相手:先行に『白井高校』の名前、後攻に稲毛・稲毛国際中教校を示す『連合』の名前が
やっぱり連合って書かれているか・・・
と思ったら、途中で変わりました!


連合と書いてあった場所が、全部『稲毛』になってくれていました。

お陰でかは分かりませんが、試合もいい感じに進み
10-0(5回コールド)で勝つことが出来ました。
もちろん、連合だけど校歌も一つです。
他の高校よりも、ずっと長い時間一緒にいる『連合』チームとして、今までにない風を吹かせて、ひとつでも先に進めることを期待しています。